※「AUI-Advanced UI」以外のおすすめアドオンについては、ページの後半で説明しています。
エルダースクロールズオンラインのデフォルトのUIは、その世界観を壊さない為に最低限の表示機能に絞られています。
ミニマップなどの表示機能もありませんので、移動や戦闘中の状況の把握が難しいのですが「AUI-Advanced UI」と言うアドオンを導入する事で他の一般的なMMOと同様の機能を使用する事が可能になります。
このAUIで出来る機能は大きく分けると次の6つの項目になります。
- クイックスロット(1~8個まで)+アクションスロットの表示とカスタマイズ
- プレイヤーとターゲットのバフ・デバフの表示とカスタマイズ
- プレイヤーやターゲット、グループメンバーなどの各種ヒットバーのカスタマイズ
- 戦闘ログや警告の出力とカスタマイズ
- 各モジュールのサイズや位置の調整
- ミニマップの表示
- AUI-Advanced UIのインストール
- AUI-Advanced UIの設定
- AUI-Advanced UI以外の便利なアドオン
- スカイシャードの位置を地図上に表示するアドオン「SkyShards」
- クエストやイベント発生場所を教えてくれるアドオン「Destinations」
- 魔術師ギルドスキルラインを上げる為の伝説の本の場所を教えてくれるアドオン「Lore Books」
- チャットウィンドウを追加出来るアドオン「Circonians Chatit」
- 料理の食べ忘れやポーションのクールタイムを教えてくれるアドオン「FCO STARVESTOP」
- 状態異常の種類を教えてくれるアドオン「Miat’s CC Tracker」
- より詳細なバフ・デバフの状態を教えてくれるアドオン「Srendarr – Aura, Buff & Debuff Tracker」
- 地上のターゲットを2度押しするスキル発動が楽になるアドオン「SmartCast」
- 複数のアドオンを入れるならアドオンメモリの容量を上げる
AUI-Advanced UIのインストール
「AUI-Advanced UI」はこちらのリンクからダウンロードを行います。
ダウンロードファイルを解凍して、解凍先のフォルダの中にある「AUI」というファイルを「ドキュメント」➡「Elder Scrolls Online」➡「live」➡「AddOns」と言うフォルダの中にコピぺします。
TESOを起動させて左側のメニューから「アドオン」を選択し、アドオン名の左側に☑を入れます。(全キャラクター共有、キャラクター別の個別設定の選択が可能)
AUI-Advanced UIの設定
「AUI-Advanced UI」の設定はかなり細かく、内容によっては再起動を要求されるものもありますので設定の変更がやや面倒です。
まずはログイン後に左側のメニューから、「設定」➡「アドオン設定」をクリックします。
「AUI-Advanced UI」の設定項目には、次の5つがあります。
アクションバー(アビリティのアイコンを表示するアクションスロット、クイックアイテムを表示するクイックスロット、アルティメットアビリティを表示するアルティメットスロット)の設定
バフ(バフ・デバフ表示の設定)
ミニマップ(ミニマップの縮尺や方位などの設定)
モジュールマネージャー(各項目の有効・無効の設定)
ユニットフレーム(自分やターゲット、グループなどのバーの設定)
戦闘(戦闘時のダメージや回復効果、その他ログの表示のカ設定)
では、順番にそれぞれの項目の設定方法を説明します。
※なお、各項目については項目内のメニューの上部に「アカウント共有」「プレビュー」のオンオフの設定が表示されますので、設定を変更する際には必ず「プレビュー」をオンにしておきましょう。
アクションバーの設定項目
1⃣アクションスロットは「エフェクトの表示」「サウンドの再生」のオンオフのみです。
特に事情が無ければ両方オンで良いと思います。
2⃣クイックスロットはクイックアイテムのスロット数の表示を0~8個の範囲で設定できます。
こちらも特に事情が無ければ両方オンで良いと思います。
3⃣アルティメットはアルティメットアビリティのスロットの設定です。
こちらも特に事情が無ければ両方オンで良いと思います。
バフの設定項目
バフの設定については、テンプレートが「AUI Tactical」と「AUI」の2種類あります。
「AUI Tactical」の方はバフアイコンの周囲に継続時間の目安を表示する赤枠が付きますので「AUI Tactical」を選んだ方が分かり易いと思います。
また、プレイヤー側のバフ・デバフとターゲット側のバフ・デバフの各項目の表示・非表示とアイコンのサイズなど細かい設定が可能ですので、この辺りは好みに合わせて変更すると良いでしょう。
設定時にバフアイコンドラッグすれば、自分の好きな位置に配置する事が出来ます。
ミニマップの設定項目
ミニマップはフレームのサイズ、透明度、マップに表示されるピン類のサイズやカラー、ズームなどの設定が可能です。
透明度の調整や、戦闘中の非表示などの設定も出来ますので、自分の好みにカスタマイズして下さい。
ユニットフレームの設定
この項目が一番設定が面倒なのですが、テンプレートが4種類ある上に設定項目が7項目あります。
要素インジケーターではプレイヤー・ターゲット・グループ・ボスの4つのバーのオンオフが出来ます。
テーマが4つありますが、それぞれのイメージは以下の通りとなります。
AUI Tactical
AUI Simple
AUI
TESO
カラーの項目では、各バーのカラーの変更が出来ますが、デフォルトではバーの左右のグラデーションになっていますので各項目の左側の色と右側の色を変更する事でバーの色を設定します。(別にデフォルトのままで良いと思いますが)
カラーの下にある5つのメニュー「プレイヤー」「グループ/レイド」「ターゲット(プライマリ)」「「ターゲット(セカンダリ)」「ボス」の4つの項目では、それぞれのバーの表示のオン・オフ、サイズの変更、DoTダメージ状態やHoT回復状態の表示のオンオフなどが可能です。
戦闘の設定項目
戦闘の設定項目では、戦闘の開始・終了や経験値のカウント、与ダメ・被ダメ値や回復料などのログを左右と真ん中のウィンドウに流します。(ウィンドウ自体は設定時以外は透明)
あまり色々流し過ぎても鬱陶しいので、ヘルスやマジ力、スタミナがある程度以上減った時の警告メッセージだけとりあえず真ん中のウィンドウに流しておくと便利だと思います。
なお、設定終了の後にプレビューがオフにならない場合がありますので、その場合には手動でプレビューをオフにして下さい。
AUI-Advanced UI以外の便利なアドオン
エルダースクロールズオンラインには様々なアドオンがユーザーによって開発されていますが、初期段階に入れておくと便利なアドオンをいくつか紹介します。
スカイシャードの位置を地図上に表示するアドオン「SkyShards」
「SkyShrads」はスキルの追加や強化に必要なスカイシャードをマップ上に表示してくれる便利なアドオンです。
「AUI-Advanced UI」のミニマップにもスカイシャードが表示されますので、これがあればスカイシャードの取り忘れもなくなるでしょう。
「SkyShrads」は以下のリンクからダウンロード出来ます。
ダウンロード後は「AUI-Advanced UI」と同様に「AddOns」フォルダの中に突っ込みます。
設定は「アドオン設定」から行い、アイコンの変更などが可能です。
クエストやイベント発生場所を教えてくれるアドオン「Destinations」
クエストを受けられる場所やダンジョンの場所などを地図上に表示するアドオンです。
かなり設定項目が多いですが、全て「未完了のクエスト」や「未完了のアチーブメントを表示する」をオンにするとかなり便利に使えると思います。
魔術師ギルドスキルラインを上げる為の伝説の本の場所を教えてくれるアドオン「Lore Books」
TESOの魔術師ギルドスキルラインには、最大マジカアップやマジカ再生アップのパッシブなど、マジカビルドのキャラクターにとっては便利なスキルがあります。
ただし、面倒なのが魔術師ギルドのスキルラインを上げる為にはタムリエル全土に散らばっている「伝説の本」を拾って回らなければならない事です。
しかも、デフォルトの状態だと本がどこに落ちているのか分からない為、たまたま目についた時だけ拾う事に…。
魔術師ギルトのレベルは1つの同盟の本だけではカンストしないくらい上がるのが遅いですので「Lore Books」を入れてスカイシャードのついでに本も拾うなど、拾い忘れのないようにしたいですね。
設定は簡単で「未発見の伝説の書物」の表示を「オン」にして、「マップピンのアイコンの選択」でお好みのアイコンを選ぶだけです。
「伝説の書物をコンパスに表示」をオンにしておくと、より便利になります。
チャットウィンドウを追加出来るアドオン「Circonians Chatit」
TESOのデフォルトのチャットウィンドウはギルドやグループなど、複数のウィンドウを追加出来るものの、常時内容を表示しておけるのは一つのウィンドウだけで別のウィンドウを見る為にはその都度切り替えが必要です。
「Chatit」ウィンドウは他のMMOに標準装備されているような、複数のウィンドウをドラッグして同時に表示させるアドオンです。
》》》「Ciconians Chatit」ダウンロードリンク
設定方法は簡単で一番したの「MULTIPLE CHAT WINDOWS」の項目をオンにするとマルチウィンドウ化し、上のスライダーのあるメニューでは枠のデザインや背景の透過度、フェードアウトの設定などが行えます。
TESOのチャットウィンドウは背景が透明で文字が見えにくいので、一番上の「Show Default Background」の項目をオンにする事で背景に色を付ける事が出来ます。
料理の食べ忘れやポーションのクールタイムを教えてくれるアドオン「FCO STARVESTOP」
TESOの料理は大幅な最大ヘルスやマジカの向上が可能なとても重要なアイテムですが、ボス戦やシロディールのPVPなどで料理の効果が切れているのに気が付かないと思わぬピンチに陥る事があります。
「FCO STARVESTOP」はそんな料理の食べ忘れやポーションのクールタイムを音とビジュアルで教えてくれる便利なアドオンです。
設定方法は「Use cliant language」の項目と、「設定の保存」をアカウントワイドにし、警告用の料理のアイコンを選んで任意の場所にドラッグするだけです。
状態異常の種類を教えてくれるアドオン「Miat’s CC Tracker」
TESOにはスタミナを消費する「打破」によって解除が可能な状態異常と一般のデバフが存在しますが、「打破」が可能な状態異常は放置しておくと長時間に渡って行動不能な状態に陥る為、スタミナがある限り即解除したいですね。
ところが、混戦になるとこの行動不能な状態異常が分かりにくいのが泣き所で、気づかずにスキルボタンを連打しまくるなんてことも…。
行動不能な状態異常を喰らった時に、音声とアイコン、文字でその種類を教えてくれるのが「Miat’s CC Tracker」と言うアドオンです。
》》》「Miat’s CC Tracker」のダウンロードリンク
設定方法は警告のアイコンの位置をドラッグで決めてから「POSITION LOCK/UNLOK」で固定するだけです。
より詳細なバフ・デバフの状態を教えてくれるアドオン「Srendarr – Aura, Buff & Debuff Tracker」
バフやデバフについては「AUI-Advanced UI」で表示させる機能がありますが、より詳細な状態を把握するなら「Srendarr – Aura, Buff & Debuff Tracker」の方がおすすめです。
「Srendarr – Aura, Buff & Debuff Tracker」では、バフ・デバフの表示だけでなく、フィールドに展開しているバフ・デバフエリアの表示も可能になっています。
》》》「Srendarr – Aura, Buff & Debuff Tracker」のダウンロードリンク
地上のターゲットを2度押しするスキル発動が楽になるアドオン「SmartCast」
TESOには光る雨やソーラープリズンなどの地上をターゲットする範囲スキルがたくさんあります。
該当するスキルボタンを一度押すと範囲の選択表示、もう一度押すと発動という形になっていますが、なかなかこれが面倒でゲームの設定ではボタン一つで即時発動も可能ではありますが、そうなると今度は範囲の選択がやや適当になってしまいます。
「SmartCast」は2度押しスキルを使用した時にボタンを長押ししながらエリアを選択し、離す事でスキルを発動するように出来るアドオンです。
このアドオンは設定は不要ですが、ダウンロードファイルがzip形式ではなくrar形式となっていますので解凍には別途ソフトが必要です。
複数のアドオンを入れるならアドオンメモリの容量を上げる
ここで紹介したアドオンを全て有効にしたところ、アドオンメモリが不足しているとのエラーメッセージが出る事がありますので、次の要領でメモリの設定を変更します。
まずは一旦TESOのクライアントを落とします。
「ドキュメント」➡「Elder Scrolls Online」➡「live」の中に「UserSettings.txt」というテキストファイルがありますので、そちらをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
上部の「編集」メニューから「検索」➡検索窓に「LuaMemoryLimitMB」と入力し、「次を検索」をクリックします。
「SET LuaMemoryLimitMB “64”」のところが反転しますので、128・256・512など増量させたいメモリ容量を指定して上書き保存します。