エルダースクロールズオンラインでは、初回のキャラ作成時には自動的にチュートリアルへと進みますが、チュートリアルでは細かい部分の説明が省略されている部分もあり、私は1回では良く分からなかったので敵のモーションなどの種類と合わせて説明しておきます。
ぶっちゃけ、適当にポチポチ押していても序盤は楽勝なのですがキャラが成長する過程で色々なコンボを試しておいた方が良いと思います。
因みに最初の段階ではひょっとすると視点が1人称(自分の姿が見えない)になっているかも知れません。
この場合にはキーボードの「V」キーを押すことで自分の姿を後方から俯瞰する3人称視点に切り替える事が出来ます。
チュートリアルで覚えておきたい戦闘の基本操作
基本的にはチュートリアルで説明される事ですが、それ以外にも一部便利な操作を挙げておきます。
ライトアタック
デフォルトキーはマウスの左クリックで、持っている武器で素早く連続して殴ります。
ヘビーアタック
デフォルトはマウスの左ボタンを長押しでチャージし、離すと大振りの攻撃を繰り出します。
チャージが溜まり切る前に離しても攻撃は出ますが、マックスまでチャージした攻撃が成功するとダメージが大きくなり、武器の属性によってスタミナ(物理武器)かマジ(魔法武器)が回復します。
また、ふらつき状態の敵にヒットさせると、相手が気絶状態となり、転倒させる事が出来ます。
防御
デフォルトはマウスの右ボタンを長押しです。
スタミナを消費して正面からの敵の攻撃を武器や盾でブロックし、ダメージを半減させます。
黄色の集中線の攻撃に対して防御が成功した場合には、相手をふらつき状態にする事が可能です。
ふらつき状態でヘビーアタックに繋げればスタミナが回復しますので、序盤は防御か妨害からヘビーアタックのコンボを練習しましょう。
※アッパーカットなどの状態異常を引き起こす特殊攻撃のには、防御に成功すると本来受けるべき状態異常は回避できますが相手の状態異常が発生しないものもあります。
詠唱妨害
デフォルトはマウスの左右ボタンの同時クリックです。
スタミナを消費しながら敵を前に突き飛ばすような動作で、通常時のダメージは小さい。
相手が赤い集中線を発して詠唱行動に入っている状態に妨害が成功すると、相手がふらつき状態になります。
防御の成功時と同様にここからヘビーアタックに繋げる練習をしましょう。
ハイド(潜伏)を使った奇襲攻撃
ハイド(潜伏)のデフォルトキーはCTRです。
チュートリアルだとセンサー部分が回転する監視マシーンが相手でイマイチ効果が良く分かりませんが、実戦でハイドからのヘビーアタックをヒットさせると、ボーナスダメージが乗る上に相手が気絶状態になります。
クリティカルが出るとごっそり削れますので、積極的に使って行きたいところです。
ロール回避
デフォルトは移動に割り当てられたW・A・D・Sキーです。
これらのキーを2回連打する事で指定された方向に転がります。
回避に成功すると「回避」ログが流れます。
敵に挟まれた時や間合いを取りたい時に有効な回避行動です。
その他チュートリアルで覚えておきたい操作
チュートリアルをこなしていると途中で2つくらいレベルが上がると思いますが、レベルアップするとステータスとスキルポイントが付与されます。
ステータスとスキルポイントの割振り
ステータスポイントは、デフォルトではCキーを押してステータスウィンドウを開き、「マジ力「体力」「スタミナ」のいずれかにポイントを割振り、Eキー、もしくは右下の「E」ポイントを割り当てるをクリックして決定します。
スキルについては、クラス別・武器別・防具別・種族別の5つのカテゴリーがありますが、最初はすぐに役に立ちそうなものから埋めていくと良いと思います。
Kキーを押すとスキルウィンドウが開き、下の方にアビリティスロットバーが出てきますので好きな位置にスキルをドラッグ&ドロップでALTを押します。
クイックスロットへのアイテムのセット
エルダースクロールズオンラインでは、インベントリ内のアイテムはクイックスロットに登録して使用します。
登録方法は、デフォルトではQキーを長押しすると、下のようなサークルが出現しますので、サークルの一番上のアイテムをドロップすると、Qキーでそのアイテムが使用出来るようになります。
序盤に考えておきたい設定項目
ここでは序盤に知っておきたいエルダースクロールズオンラインの設定項目について説明します。
ゲームの設定は「Esc」キーから呼び出すことが出来ます。
最初に押さえておきたいのは操作関係になるでしょうか?後でやりにくければ変更する方法でもOKだと思いますが、一度体が覚えてしまった操作方法を後で変えると大変な場合がありますので、出来れば初期段階である程度考えておいた方が良いと思います。
ポイントとしては、良く使用するアビリティや緊急時に発動する可能性が高い操作を押しやすいキーに設定する事です。
因みにデフォルトでは以下のようになっています。
・ライトアタック~マウス左ボタン
・防御~マウス右ボタン
・妨害・打破~マウス左右ボタン同時押し
・アビリティ~1~5キー
「妨害・打破」は押しやすいキーに設定
これから紹介するのはほんの一例にはなりますが、私の場合には緊急性の高い「妨害・打破」にはマウスホイールの下を割り当てています。
設定はメニューの「操作」を選んで行います。
因みにマウスホイールの上下はデフォルトだとズームイン・アウトになっていますが、私の場合あまり頻繁には使わないですし、目の前のものが小さくて見にくい時には「V 」キーで一人称視点に切り替えていますので、ズームイン・アウトについてはキーボードの矢印キーの上下に割り当てています。
メインで使用するアビリティもマウスに割り振る
エルダースクロールズオンラインは移動がキーボードの「W・S・A・D」の4つのキーになっており、戦闘時は常にカーソルをターゲットに合わせなければ攻撃が当たらなかったり、単体アビリティが発動出来ません。
従って相手が動くターゲットであれば、常に自分も視点の調整をしたり、「W・S・A・D」で移動しながらアビリティを使用する場面が多くなります。
そこで問題になるのが、「W・S・A・D」で移動しながらだとデフォルトで設定されている「1~5」のキーは押しにくいという事です。
ですから、使用頻度が高いアビリティはマウスに出来る限り割り振っておいた方が良いと思います。
私の場合はゲーミングマウスなので、全てのアビリティをマウスに割り振っていますが、普通のマウスの場合にはマウスホイールの上とマウスホイールの左右が使用出来るかと思います。(ホイールを左右に押す)
残りのアビリティを「W・S・A・D」を押しながら操作し易いキーに設定する感じになります。
その他の設定項目で変更しておいた方が良いと思う物
ここから先はゲームの世界観を損なう可能性がありますが、個人的には変更しておいた方が便利だと感じる設定について説明します。
アビリティバーの常時表示
デフォルトの状態ではアビリティバーは「自動」(戦闘時のみの表示)になっていますので、設定→インターフェイスから、アビリティバーの項目を「常に表示」に変更します。
またリソース数(ヘルス・マジカ・スタミナ)の表示を数値も表示する設定にしておくと後々便利だと思います。
パフォーマンス計測の項目をオンにする
日本語版のエルダースクロールズオンラインはサーバーが北米にある為、やや通信遅延が気になる場面があります。
フレームレート(fps)とサーバーとの通信遅延(ping)を表示させるには、インターフェイスの項目から一番下の「パフォーマンス」の各項目をオンにします。
そうする事で画面左下にFPSとPingの表示が追加されます。
日本からだと大体Pingは200ms~(0.2秒)程度が標準と言われていますが、この数値が極端に多くなると接続が切れる前触れかも知れません。
ネームプレートと体力バーの表示
デフォルト状態では自身も含めて、プレイヤーやNPC、MOBのネームが表示されていません。
それはそれで世界観を楽しむには最適な設定ではありますが、他のプレイヤーとコミュニケーションをとったり、NPCのショップを利用するにはこの設定をオンにしないと、各NPCが何屋さんなのかすら分かりません。
設定→ネームプレートから、オンに出来るものはしておいた方が良いでしょう。
また、体力バーについても自分以外のキャラクターの分はデフォルトではオフになっています。(自分のは別にステータスバーがあります)
他のプレイヤーの体力などが分からないと辻ヒールやPTを組んだ時に問題が発生しますので、自分の分はともかく、他のプライヤーの分は表示させた方が良いでしょう。
中立NPCへの攻撃の禁止設定
これは私も始めたばかりの時に何度か陥った罠ですが、まだアビリティボタンの操作に慣れていない状態だと誤って街中でアビリティを発動してしまい、運悪くそれが黄色ネームの中立NPCに当たってしまうと近くの衛兵がすっ飛んできて、問答無用で叩き殺されてしまいます。
まあ、殺されても大して困る事はないのですが鬱陶しいと感じましたので「設定」→「ゲームプレイ」から、一般人に対する攻撃防止の設定をオンにしておくと良いでしょう。
ドロップアイテムの自動取得設定
デフォルトの設定だと、倒したMOBやその他の箱や樽に入っているアイテムを拾う為には「E」キーで箱を開けてからもう一度拾う操作をしなければなりません。
アイテムの自動取得をオンにしておけば、盗品以外についてはインベントリが一杯になっていない限り一度の操作でアイテムを取得すことが出来ます。
なお、エルダースクロールズオンラインはデフォルトで用意されているインターフェイス周りが必要最小限の為、より快適にゲームをプレイしたい人には、ユーザーが開発したアドオン(プラグイン)を導入するのがおすすめです。